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         イスラエル個人旅行記(01/2013)


昨年末に休暇が取れたので5泊6日でイスラエルに個人旅行に行って来ました。今回は新春特別企画としてイスラエル旅行記をお届けします。


1:発券カウンターでの尋問

イスラエル航空の飛行機に乗るために、タイのスワナプーム空港の発券カウンターに行ったところ、カウンターの前に机が並べてあり、そこにイスラエル人の検査官が立っていました。ここでは搭乗券を発券する前にイスラエル人による質問攻めが待っているのです。「なぜイスラエルに行くのだ」「誰が荷物をパッキングしたのか」「5泊6日と言うが荷物が少ないのはなぜか」「旅行日程はどうなっているのだ」テロ対策のための質問なのですが、イスラエルへ入国する前から大変です。隣のタイ人のおばさんは「イスラエルのタイ料理屋で働いています」と説明したら「メニューの種類を言え」「この魚料理の作り方を言え」と質問攻めに合っていました。イスラエルに行くためには、搭乗者全員がこの尋問を受けることになるのです。


2:エルサレムの旧市街地の名所

約10時間のフライトでイスラエルのベン・グリオン国際空港に到着です。空港からはシェルートと言う乗合バスでエルサレムのホテルの前まで送ってもらいました。エルサレムは新市街地と世界遺産に登録されている旧市街地に分かれています。城壁で囲まれた旧市街地はキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の3聖地とされています。キリストが十字架に付けられて処刑されたゴルゴダの丘に立てられた聖墳墓教会やユダヤ人の祈りの箇所である嘆きの壁、そしてキリストが捕らえられる前夜に弟子たちと食事をした最後の晩餐の部屋など、数多くの名所に感動しました。


3:ラトルン戦車博物館

私は世界の軍事博物館巡りも趣味の一つですが、イスラエルにはラトルン戦車博物館があります。この博物館は地球の歩き方にも行き方が書いていないような郊外にあります。行き方が分からないので中央バスステーションの案内所でバスの番号を確認して、ヘブライ語で行き先を書いてもらい、英語の通じないバスの運転手にそれを見せて身振り手振りで1時間に1本のバスを乗り継いで辿り着きました。この博物館はイスラエルの機甲師団の軍事施設となっていますが、一般の人にも開放されています。屋外にはズラリと戦車が展示されており、その種類と量はおそらく世界一だと思います。イスラエルの国産戦車「メルカバ」を初め、滅多に見ることの出来ない旧ソ連の戦車、そして第二次大戦中の戦車までマニアを唸らせる品揃えに感動しました。この博物館の素晴らしいところは戦車の廻りに柵がなく、自由に廻りを見たり触ったりできることです。戦車によっては梯子が付いており、上に登ることもできます。マニアにとっては世界で唯一の夢の様な博物館でした。


4:イスラエルで印象的な事柄

「イスラエルはどうでしたか?」と聞かれることが多いのですが、イスラエルで特に私が印象に残ったことは次の3項目です。


1.兵士が街に溢れている

イスラエルで印象的な風景と言われれば、街に自動小銃を持った兵士が溢れていることです。イスラエルは18歳から男女ともに徴兵制のために、実弾を装填した自動小銃を持った兵士が普通に歩いています。私が乗ったバスの隣には若い男性の兵士が座ったため、立てかけた自動小銃が足に当たりそうになりました。街で若い女性兵士が自動小銃を肩に吊ったまま談笑している姿を見ると、この国の置かれた厳しさが分かるような気がしました。


2.人々に微笑みがない

タイは微笑みの国と言われるほどタイ人はよく笑みを浮かべます。こちらが微笑むと相手もニコリと笑うので気持ちが和みます。同じ感覚でイスラエルに行くと人々に微笑みが無いことにビックリします。店に入っても笑顔は無く真顔で応対するのが普通です。最初はこちらが微笑んでも無視されてしまうので、戸惑ってしまいました。もちろん、文化の違いですから仕方ないのですが、これも長年の苦難を経てきた人々だから微笑みが無いのかなあと思ったりしました。


3.食事は美味しいが物価が高い

「イスラエルは中東だから毎日、肉ばかり食べているのでは?」と思っていましたが、想像以上に野菜が豊富で嬉しい驚きでした。シュワルマと言うパンに炙った肉とたっぷりの野菜を挟んだイスラエルのハンバーガーが美味しくて、昼と晩はこればかり食べていました。ただ値段が意外と高くシュワルマ1個と水1本だけで、700円から800円くらいしました。乗合バスも150円からと「物価はタイ並に安いだろう」と思っていたら、あまりに高くて驚きました。


今回のイスラエル個人旅行の主な目的は異文化の中に自分を投げ込んで、自分の行動力や感性を確認することでした。人は歳と共に行動力や感性が衰えて行くので、自分でも少し気になっていたのです。結果は自分でも驚くほど行動力があり、感性が研ぎ澄まされていました。20代の頃と全く同じペースで動けたし、多くのことを感じることが出来ました。遠い目的地まで歩くのは全く苦痛じゃなかったし、永久に歩き続けられるのでは、と感じたことすらありました。自分の行動力と感性に改めて自信が持てたのが、今回の旅の一番の収穫でした。