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障害者の人たちにカードマジック教室のボランティアを行う(05/2103)

 

私は趣味のカードマジックで人を驚かすのが大好きですが、実はこのカードマジックをボランティアに活かせないかとずっと考えていました。タイでは街で車椅子などの障害者を見かけることがほとんどありません。街全体が車椅子で移動できるようなバリアフリーになっていないし、このような環境では障害者の人が社会と繋がりを持つことが難しいのではと感じていました。カードマジックは「マジックを見たい!」と人を呼び寄せることが出来るし、相手とのやり取りでコミュニケーションも深まるので、障害を持つ人にカードマジックを習ってもらい、これを披露することで社会と繋がりができるのではと考えていたのです。

 

そこで私は政府系の障害者施設を廻ってマジック教室の説明を行ったのですが、全く相手にされませんでした。障害者を社会復帰させるよりも、障害者を施設に閉じ込めておくのが基本姿勢の上に「トランプを渡したら賭け事に使われる」との偏見が根強くあったのです。そこで欧米系のボランティア団体で働いている

友人に相談したところ、CCD(Christian Care Foundation)と言うイギリスのボランティア団体が運営しているノンタブリー県の障害者施設を紹介してもらいました。ここでは障害者が行う「レインボーマジックショー」があり、障害者と社会を繋げるために積極的にマジックに取り組んでいたのです。私は施設を訪れて担当者と話しをしましたが「私たちはイベントなどで障害者に積極的に社会との繋がりをもたせています。その中でマジックはとても大事なのです。障害者がマジックを披露することで、周りの人とコミュニケーションが深まるし、マジックを称賛されることで喜びを感じて、自信を持てるようになるのです。立川さんがカードマジックを教えてくれるのは大歓迎です!」と言ってくれました。

 

私は正に自分が考えていた通りのことを行なっていたので、本当に嬉しくなりました。さっそく施設のミーティングルームで障害者の人にカードマジック教室を開催しました。各自にトランプをプレゼントしたあと、簡単な作品から教えたのですが、全員が現役のマジシャンだけにあっという間にマスターしてしまいビックリしました。特に耳に障害を持つ女の子は「ここは、こうしたらどうでしょう」と自分なりのアイディアを加えながら実践的な質問をしてくるので、本当にマジックが好きなんだなあ、と感心しました。普通は1時間で2つ程度教えると、相手はすっかり疲れてしまうのですが、みんな元気で「もっと教えて下さい」「次の作品は何ですか」と言い出すので、今回は2時間で4つの作品をマスターして貰いました。

 

障害者のマジシャンたちがニコニコと笑顔で嬉しそうにカードマジックを行なっている様子を見るだけで、私もこの人達の役に立っているのだなあ、と実感できとても充実感がありました。双方が自分の好きなことを行なっているので、全くムリのない自然体でボランティア活動が出来たのは、自分にとっても良い経験となりました。今後も定期的に訪問する予定ですが、カードマジック教室のメンバーがいろいろな所でカードマジックを披露して社会と繋がって行けば、私も本当にマジシャン冥利に尽きるというものです。