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夜勤の管理を強化せよ

 

1:夜勤に問題が多い

客先からクレームが続いており、詳細を調べたところ、その多くが夜勤で作った製品と分かりました。管理者には夜勤の管理を徹底するように指示しましたが、その後も同様の不良が流出しており困っています。

 

2:作業員に決められたルールを守らせる

夜勤の管理は大変に難しい問題で、大変な努力を行っても日勤と同じ生産数量と品質を維持するのは至難の業です。私も工場で働いたときには、研修や作業員が欠勤したとの理由で夜勤を行ったことがありますが、夜中の4時くらいになると目が回り始めて困った経験が多々あります。私のコンサルタント先でも夜勤の管理を指導するケースが頻繁にあります。夜勤での大きな問題は下記の通りです。

 

2.1:日勤との引き継ぎが悪い

大事な品質情報や特急品の依頼などが伝わっておらず、問題が発生するケースが多いのです。引き継ぎもミーティング、台帳、掲示板を使う方法がありますが、基本的なコミュニケーションの悪さによる引き継ぎミスは多いものです。

 

2.2:管理者が不在となる

夜勤でマネージャーを置いている会社は少ないはずです。日勤と同じ作業員を維持しながら管理者、監督者が大幅に少ないのですから、細かい管理が出来ないのです。

 

2.3:管理者が判断できない

大雨で作業員が多く欠勤した。機械が故障した、材料が切れたなどの突発問題の際にどこまでが自分で判断して、どこからが上司に電話して指示を仰ぐのかの基準が不明確です。そのため人によって判断がバラバラで混乱します。

 

2.4:規律を守らない

帽子を被らない、指サックをしない、静電気防止バンドをしない、靴のかかとを踏んでいる、私語が多い、食事を持ち込む、トイレに行く人や出歩く人が多いなど基本的な規律が乱れています。倉庫やメンテナンスなど人目に付き難いところは、段ボールを敷いて寝てしまうのも良くあるパターンです。

 

2.5:作業標準を守らない

夜勤では仕事を早く済ませて休み時間を多めに取ろうとします。加工工程は短縮することが出来ませんが、検査工程は飛ばしても分かりませんから、規定の検査が行われないことが多いのです。さらに一個流しをしないでバッチで生産して早めに仕事を終える、作業標準書や限度見本を掲示しない、チェックリストを付けないなど手抜きも横行します。ひどくなるとわざと機械を壊して作業できないと休んでしまう悪質なケースもあります。

 

3:夜勤管理の改善方法

夜勤の管理方法の改善方法はいくつかありますが、私が多用する主な改善方法は下記の通りです。

 

3.1:夜勤は特殊との雰囲気を無くす

夜勤の管理不足には「夜勤は眠いのだから、ある程度のことは許される」との甘えがあるのです。これを断ち切るのが改善の第一歩です。具体的には夜勤の管理者や班長を集めて夜勤の問題点をディスカッションさせながら、自分たちでどのように改善するか話し合わせるなどの意識付けを行います。

 

3.2:データの管理を徹底する

夜勤で生産数量や品質のおかしいラインの担当者の名前が明確に分かるようにします。そして毎回、呼び出して徹底的に詰問します。場合によっては問題のあるラインを他のラインの監督者に見させたりするなど相互監視体制を取らせることもあります。

 

私も夜勤の辛さは分かっていますが、それを認めてしまうと管理が崩れます。「夜勤は眠いので同じ管理は無理です」との声には「眠いのは個人の生活の管理が出来ていないからだ。会社の問題ではない」と切り捨てて、あくまでも建前を押し通して日勤と同じ管理を要求してそれを当たり前として行きます。