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 「大丈夫なはずです」と憶測を言わせない手法

  

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         みんなで進める品質管理(その3)

 

「5分前精神」とは旧日本海軍のしつけの基本でした。この「5分前精神」とは定時の5分前には準備を終えて、定時と同時に仕事を始めることが出来るようにすることです。また「出船の精神」と言うのもありました。これは仕事を終わるときに次の仕事の段取りを組んでおき、次の仕事をスムーズに始めることが出来る状態にして仕事を終了することを言います。

この他にも旧海軍では「指揮官先頭」「率先模範」「整理、整頓、清掃」など現在の日本的経営の基礎ともいえる管理手法を実践していました。また旧海軍はチームワークとして最高の力を発揮できるように、教育に大変熱心でした。

この教育方法の神髄を連合艦隊司令長官であった山本五十六元帥は次のように簡潔に述べています。

「言って、して見せ、させてみせ、誉めてやらねば、人は動かじ」


この言葉は品質管理を行う上で絶対に必要な社員教育の手法の本質を突いている名言と言えます。

さて、前回は作業員が品質向上のために毎日、守る事柄として次の項目を簡単に説明しました。 1作業標準を守る2品質の連絡を良く聞いて理解する3 製品の取り扱いに注意する 作業標準の取り扱いを守る 汚れ、ホコリなどが付かないようにする 「振動」「衝撃」を与えない 4小さな異常でも報告する いつもと違う現象が起きたとき 作業標準通りの作業ができないとき 測定器、治具が異常なとき ミスを起こしたとき 今回はその続きとなります。

5 データは正しく記入する
データ類は品質管理に使いますから、データに記入した内容が間違っていると正しい品質管理が行えません。データ類を記入する際は次の事柄に注意するようにします。

データの目的を知る
工程でデータ類を作成しているのはそれぞれ目的があるからです。記入するデータがどのよう使われているのかを理解するようにします。

正確に記入する
データ類は正確に記入しないと意味がありません。データは記入した後、もう一度、検算したり、書いた内容が合っているか確認するなどして正確に記入するようにして下さい。

ハッキリ書く
データは多くの人が活用します。ですからデータに記入する文字は誰が見ても分かるようにハッキリと書くようにして下さい。

名前を記入する
データに名前が無いと後からデータの追跡調査を行うときに誰が書いたのか分からず困ることになります。データには必ず名前を書くようにして下さい。

6 職場の整理 整頓 清掃を行う
良い品質の製品を生産するためには整理、整頓、清掃を行い、職場をきれいにすることが大切です。この整理、整頓、清掃とは次のような意味になります。

整理

必要なものと不要なものを区別して不要なものを片づけることです。
整頓

必要なものを必要な時にすぐに使えるように決められた場所に保管することです。 清掃

職場や機械類を掃除してゴミや汚れが無いようにすることです。

現場の作業員が品質管理を進めるために守るべき事柄を説明しましたが、これらの内容を現場の作業員に社員教育を行い、理解させている日系企業は大変少ないのが現状ではないでしょうか。厳しい経営環境を生き残るためには「品質」の向上しかありません。そのためには現場の作業員にいかに教育を行うかが分岐点になります。