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           品質管理の定義付けの教育

 

最近はこのコラムで品質管理を取り上げて掲載していますが、読者の方々より多くのご意見、ご感想、そしてご質問なども頂いております。今回は当社に寄せられたご質問を紹介いたします。

質問:「タイ人管理者に品質管理について説明したのですが、うまく理解できていないようです。具体的にどのように説明すれば良いのでしょうか」

タイ人管理者の中には品質管理を「品質管理とは部署の名称である」「品質管理は品質管理課で行う業務である」などと理解している人もいます。また日本人管理者も「品質管理とは品質を管理することだ」などと漠然とした説明を行っているところもあるようです。品質関係の用語は社内できちんと定義付けしておく必要があります。なぜなら同じ「品質管理」「品質保証」という言葉を社内で使っていても、タイ人管理者と日本人駐在員では理解が異なることもあるからです。

品質管理の定義ですが「品質管理とはお客様の要求に合った品質の製品を社員全員が協力して経済的に作り出す活動」のことです。この定義をそのままタイ人管理者に説明すると抽象的すぎて理解しにくいかもしれません。その場合は、次のように3項目のポイントに分けて説明してください。

「品質管理とは買い手の要求に合った品質の製品経済的に作り出す全員が協力する。の3項目を行うことである」

1 買い手の要求に合った品質の製品
工場で作り出す製品はお客様に買っていただかなければいけません。そのために大事なことはお客様が期待している品質を理解して、それを満足させるような製品を作り出すことが大切です。

2 経済的に作り出す
経済的に作るとは、出来る限り安いコストで作るということです。そのためには作業能率を高め、不良を減らしたりなど製造原価を下げる必要があります。

3 全社員が協力する
全社員が協力するとは具体的に次の3つになります。

 全ての人が参加する
会社では多くの人たちが良い品質の製品を作るために働いています。ですから品質管理を進めて行くには社長から作業員まで会社で働く全ての人々が参加して行うことが大切です。

全ての部門で行う
企業内のあらゆる部門で、すなわち総務、経理、営業、技術、製造などが全ての部門において自部門の機能を発揮するために品質管理を実施して行くことが大切です。

全ての段階で行う
顧客が喜んで買ってもらえる製品を提供するには、企業内の全ての段階で品質管理の方法を確立し充実させて行くことが大切です。このように詳しく説明して、品質管理の意味を理解させて行きます。また特に品質管理は全社員が関係していることをしっかり理解させておく必要があります。ここが理解できていないとクレームが来ても「私は関係ない」「自分の担当部署には責任がない」「あの課が悪い」とレベルの低い話が繰り返されて、責任の擦り合いに終始してしまうことになります。品質管理は日常良く使う言葉ですが、タイ人管理者と日本人駐在員が品質管理という言葉を同じレベルで理解している必要があります。そのためには品質管理の定義付けを行い、それを理解させる社内教育が不可欠です。