5月17更新

労災防止のために不安全箇所を改善する手法

 

 

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管理者に「結果責任」を理解させる3つの手法

 1:管理者が「結果責任」を理解していなかった

ある工場の経営者から次のような相談を受けました。「わが社の管理者は責任感が無いように感じています。経営会議で目標が達成できなかったことを指摘すると、自分は一生懸命努力したがあれが悪い、これが悪いと言い訳ばかりするのです」私は管理者を集め目標が達成できていないことを指摘すると「私は頑張りましたが、部下のミスにより目標達成することができませんでした」「私は一生懸命に目標達成に努力しました。しかし色々な問題が発生したため達成できなかったのです」と言い訳ばかり言いだしたのです。

 

「私は一生懸命に頑張ったかを聞いているのではない。君たちは目標を達成しておらず、結果を出していないことを指摘しているのだ」「ですから、問題がたくさんあったからです」「仕事の結果を出すためにはそれらの問題を事前に予測して防止したり、問題発生時に影響を最小限に食い止めることが必要だったはずだ。結果として目標が達成出来ていなければ、それらの問題の対処の管理が出来ていなかったと言うことだ」私はこの工場の管理者が結果責任を理解してなかったと判断し、管理者に結果責任に付いての指導を行ったのです。

 

2:管理者に「結果責任」を理解させる3つの手法

管理者には仕事への「結果責任」があります。結果責任とは経営者と約束した目標を達成する責任のことです。この結果責任には目標達成させるために他部署や部下をまとめたり、問題に即座に対策するなどの仕事の「遂行責任」が含まれます。管理者にはこの結果責任をよく説明した後、結果責任をきちんと果たせるように下記の3項目を理解させることが必要です。

 

1)経営者の考え方を持つ

「自分は単なる従業員なので、上から言われたことをやって給料だけもらえれば良い」もし管理者がこのように考えているとしたら、結果責任を果たすことができません。結果責任を果たすと言う事は、経営者が必要であると判断した目標を達成すると言う事ですから、自分自身も経営者としての考え方を持つ必要があるのです。当たり前のことですが、管理者は経営者と約束した目標達成することで給料を得ていることも忘れてはいけません。

 

ですから問題発生時には「問題が起きたのだから仕方ない」「部下に指示したからできなかったのは部下が悪い」などと考えるのは間違いなのです。経営者の考え方を持てば「問題が起きたから、目標が達成できなくても仕方がない」などと考えることができないはずです。当然「全ての問題は直ちに完全に解決すべきだ」となるはずです。管理者は結果責任を全うするためにも、常に経営者の考え方を持つようにします。

 

 

2)強い自責の考え方を持つ

管理者には結果責任がありますから、強い当事者意識を持つ必要があります。自責の考え方とは、「組織の問題を自らの問題として捉えて、本気で対策を立案実施すること。そして問題発見や問題解決に向けて本気で行動しようとする意識」のことです。管理者がこの意識を持てば、問題が発生してもすぐに自分で考えて行動するため、問題解決のスピードが上がります。

 

また本気で考えて本気で行動することで、対策の質と効果が高まります。問題が発生した場合は「あの人が悪い、この人が悪い」と文句ばかり言うのではなく、「このような問題が起きたのは自分の管理のミスである。従ってこのような対策をすぐに実施しよう」と自責の考えで対策を立案して行動することで、問題を速やかに解決することができるようになるのです。

 

3)問題の対策を徹底的に行う

管理者が目標達成する際に、いろいろな問題が発生することがあります。管理者の中には「問題が発生したのだから、目標が達成できなくても仕方ない」と安直に考える人がいますが、これは正しくありません。なぜなら管理者には結果責任があるからです。このように問題による目標未達成を防ぐためには、「問題を発生させない管理」「問題発生時に直ちに解決させる管理」の2つが必要なのです。問題を発生させない管理では、管理者は目標達成する際に起こりえる問題を予想して、それを事前に対策しておくことが必要です。

 

事前に目標達成に関係する担当者を集めて、想定問題を出し合って対策を確認するようにします。もし問題が発生した場合は、必ず初動で問題の対策を完全に行い、被害を最小限に食い止めることが必要です。問題は小さければ小さいほど対策が容易ですから、管理者が自責の考え方を持って対策に取り組み、目標達成に影響させないようにします。