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【5S活動】5S活動は3Sと2Sに分けて考えろ

1:管理者が5Sの意味を理解していなかった

ある工場で5S活動を徹底したいとの依頼を頂きました。工場を訪れて管理者と共に現場に入り5Sを確認したところ職場が乱雑となっており、一目で5S活動が進んでいないことがわかりました。管理者は「私は作業員に5Sを守れと繰り返し言っているのですが、なかなか浸透できずに困っています」と言い出しました。私は5Sの浸透度を確認するために、作業員に「5Sとはなんですか」と質問したところ「整理、整頓、清掃、そして後の2つは思い出せません」「すみません。忘れてしまいました」などと5Sの言葉すら理解していないことが分かったのです。私は管理者を集めて紙を渡して「5Sの言葉とその意味を書きなさい」と理解度のテストを行ったところ、5Sの言葉は書けましたが、その意味を理解していない人が多くいたのです。

 

2:5S活動は3Sと2Sに分けて考えろ

各社とも5S活動を展開していますが、このように管理者が5Sの正しい意味を理解していないと、作業員に5Sを理解させることができず、5Sを徹底することが出来ません。管理者には5Sの意味を正しく理解させることが、5Sを徹底することで大切なのです。管理者に5Sの意味を理解させるときには、3Sと2Sに分けて理解させることが、5S活動を進める上で大切です。

 

1)5Sの意味を正しく理解する

5Sとは「職場環境の維持と改善のために徹底されるべき5項目」となります。

 

整理とは「要るものと要らないものを区別して、要らないものを処分する」ことです。要らないものが自分たちの仕事を邪魔したり、不要なコストを負担させたり、無用な間違いを誘発したりしますから、要らないものは捨てるようにします。

 

整頓とは「要るものを使いやすい場所に、使いやすいように保管する」ことです。整頓と言うと直ぐに曲がって置いてあるものを、直角や水平に置き直すケースがありますが、見た目が綺麗に並んでいればいいというものではありません。大切なのは使いやすい位置を決めて、常にそこに保管しておくことです。

 

清掃とは「身の回りのものや職場をきれいに掃除して、いつでも使えるようにする」ことです。汚れたら直ぐに掃除するのは当然ですが、汚れの原因を突き止めて「汚れないようにする」「汚れを最小限にする」などの改善を行うのも清掃に含まれます。

 

清潔とは「整理、整頓、清掃を維持し、誰が見てもきれいで、分かり易い状態に保つ」ことです。清潔は単語にとらわれると少し分かり難い概念ですが、5Sの英語版では「Standardize(標準化)」とされており、こちらの方が分かりやすいと思います。標準化ですから、整理、整頓、清掃が維持できるようなルールを作成して行くことです。

 

しつけとは「5Sのルールを守らせて、習慣づける」ことです。5Sのルールとは「使ったら元の場所に戻す」「汚れた箇所は清掃する」などと難しい事はありません。誰でも簡単にできるルールばかりなのです。このルールを徹底的に守らせることで、最終的に無意識のうちにルールを守るのが当たり前となってしまうように習慣化させることが大切です。

 

2)3Sと2Sに分けて考える

5S活動で管理者が5Sの意味を正しく理解するのは当然のことですが、活動を行うには整理、整頓、清掃の3Sと清潔、しつけの2Sに分けて考えることが大切です。すなわち3Sとは職場環境をきれいにする活動、2S活動は3Sを維持、改善する活動となります。5S活動では3Sはある程度まで持っていけるのですが、これを維持、改善する2Sが悪いために、最終的に元に戻ったり失敗したりするケースが多いのです。3Sは職場の作業員が中心となって行う活動ですから、作業員に指示をすればある程度のレベルまでは持って行けます。

 

しかし2Sは管理者の管理が中心となる活動ですから、管理者自身の管理力が弱いと3Sが失敗してしまい、5S活動が頓挫してしまうのです。このことから分かるように、5S活動の成否は管理者による2Sの管理力に掛かっています。管理者は「3Sは作業員中心の活動であるが、2Sは管理者が中心となって行う活動である。管理者の管理力が弱いと5S活動は成功しない。5S活動を成功させるためには、自分自身の管理力を高めていかなければならない」と正しく理解させることが大切なのです。